体が喜ぶ太り方=健康的に太るということです。
健康的に太るためには、やはり筋肉の量を増やしていくことが王道となります。
筋肉の占める割合を高めるためには、タンパク質を積極的に摂取し、定期的なトレーニングと良質の睡眠を心がけることが大切でしょう。
体が喜ぶ太り方をするためには1日の摂取カロリーを知ることから始まる
体が喜ぶ太り方を希望する人の場合、そもそも食が細く、1日の摂取カロリーが不足していることが考えられます。つまり、摂取カロリー<消費カロリーということです。これでは体重が減ることはあっても、増えることはあり得ません。
男性(身体活動量:低め)12歳から69歳→2,000kcl~2,400kcl
男性(身体活動量:ふつう以上)12歳から69歳→2,400kcl~3,000kcl
女性(身体活動量:低め)12歳から69歳→1,400kcl~2,000kcl
女性(身体活動量:ふつう以上)12歳から69歳→2,000kcl~2,400kcl
成人男性なら2,400kcl~3,000kcl、成人女性であれば、2,000kcl~2,400kclを目標として、1日の食事メニューを組み立てていきましょう。
食事の回数は朝と昼と晩の3回を基本とします。1回の食事の量が少ない人の場合には、間食を上手に活用することが現実的な方法です。
3時間おきを目安にすると習慣化しやすいと思われます。
体が喜ぶ太り方におすすめの間食5パターン
ここからは、体が喜ぶ太り方を目指す人におすすめの間食を5つ紹介します。
1.アーモンドやくるみなどのナッツ類
ナッツ類は手軽に摂れることもあり、間食に向いています。アーモンドやくるみ、カシューナッツやピスタチオ、ピーナッツやヘーゼルナッツ、松の実やかぼちゃの種など種類が豊富なため、飽きにくいのも嬉しいところです。
ナッツ類には、通常の食事ではなかなか摂取しにくい、ビタミンEやオメガ3脂肪酸が含まれています。少しずつ、少しずつ食べられるので、知らず識らずのうちに栄養素とカロリーの両方を得ていることになるでしょう。
健康的に太るためには、無塩のナッツ類を選ぶのがコツです。おつまみ用で販売されているナッツ類はお酒に合う味付けがされているため、塩分の摂りすぎとなるリスクが生じるのでご注意ください。
2.バナナ
体が喜ぶ太り方のためには果物、特にバナナを取り入れたいところです。ダイエット食材の印象が強いバナナですが、間食に採用することで、カリウムやマグネシウムなどのミネラル類やビタミンB群、食物繊維や消化酵素のアミラーゼを摂ることにつながります。
バナナは1年を通して安価で購入できるため、お財布にも優しい食材と言えるでしょう。
3.チョコレート(カカオ50%~70%)
チョコレートの中には、カカオの割合が高いもの(50%~70%)も存在します。砂糖やミルクが多く含まれているチョコレートではなく、カカオ成分で選ぶのがコツです。
チョコレートを構成するカカオには、ポリフェノールやGABA、亜鉛やマグネシウム、鉄や食物繊維などの栄養素が含まれています。間食でほどほどに食べる分にはちょうどよい食材です。
4.チーズなどの乳製品
タンパク質を摂ることを踏まえますと、チーズなどの乳製品も加えたいところです。カルシウムも豊富なチーズには塩分も含まれているため、食べすぎには気をつけてください。
5.ゆで卵
ゆで卵も、タンパク質やビタミン、ミネラル類を効果的に摂ることができる食材です。ただし、一定の年齢以上の人は、コレステロール値を考慮しながら食べるようにしましょう。