1回の食事でたくさん食べて太りやすい食事を心がけるだけでなく、率先して筋肉を付けていくことで脱ガリガリを目指す「バックルアップ」という方法もあります。
バックルアップであれば筋力が増えるのでガリガリに見られることがなくなり、健康的な体にもなれるため、この方法でデブエットを進めている人もいます。
そこでバックルアップのやり方について紹介します。
バックルアップとは
バルクアップとは、筋肉の量を増やして体を大きくしていくという方法です。
単に体重を増やしたいということであれば、摂取カロリーを増やして太ることもできるのですが、これでは食生活が乱れてしまい、デブエットが成功した後にもどんどん太っていく可能性があります。
バックルアップは体脂肪を増やさず筋肉を大きくしていく方法で、より効果的に体を大きくすることが可能です。
バックルアップでは、筋力トレーニング+食事法を通じて、より大きな筋肉を作ることを目標としています。
そのため食事法では、破壊された筋肉を修復してくれる効果があるものを積極的に摂取しなくてはいけません。
筋肉に必要な栄養素はたんぱく質や糖質、ビタミンBやミネラルなどで、一般的なトレーニングのお供であるプロテインを飲み、良質なたんぱく質を摂取して筋肉が付きやすい体に近づけていきます。
バックルアップに大切なもの
バックルアップを行うときは、筋力をアップさせるためにも食事だけでなく、筋トレや休息も欠かせません。
トレーニングで筋力量をアップさせるときは、「インターバルトレーニング」や「8レップでベビーウエイトトレーニング」などで、効果的に筋力を増やせると言われています。
インターバルトレーニングは長すぎず、短すぎない時間がいいと言われ、トレーニング時間は1分、ウエイトトレーニングは3分くらいが目安とされています。
これまでに筋トレをしたことがないという人は、自分の最大筋力を理解してトレーニングを行うことが大切です。
ベンチプレスやスクワット、デッドリフトなどもバックルアップに効果的なことが分かっています。
筋トレが欠かさずにできるようになってきたら、1つずつトレーニングの種類を増やしていき、筋力をアップさせていきましょう。
正しい休息を取ることで筋肉を効率よくアップさせる
バックルアップでは筋トレをする以外に、休息を取ることで効率よく筋力をアップさせられます。
やみくもに筋トレをしても適切な休息を取ることができなければ、筋肉の疲労を和らげることができず、疲労が蓄積されてしまいます。
休息を取るときは寝る直前の激しい筋トレは控えて、1日8時間を目安に睡眠を取ることが大切です。
成人の方の平均睡眠時間は大体6~7時間と言われているのですが、バックルアップをしている期間中は普段以上の運動量となるため、しっかりと休息時間を取る必要があります。
8時間の睡眠が取れれば成長ホルモンが上手く分泌され、寝ている間に痛んだ筋肉を修復したり、筋肉の疲れを取ることができ、翌日のトレーニングも良いコンディションで臨めるでしょう。
バックルアップは食事、トレーニング、睡眠の3つがきちんとできていないことには成功しません。
トレーニング中はアルコールを控えるのはもちろん、食事は1日6回を目安に摂取して、普段よりも運動量がアップするので今まで以上にカロリーを摂取しなくてはいけません。
食事の回数が増えることで定期的に安定した栄養補給が可能となり、筋肉分解が抑えられるので、これまでついた筋肉が小さくなることもないでしょう。
トレーニングをしているときはしっかりと睡眠を取り、傷ついた筋肉の修復や疲労回復を徹底しましょう。