女性は男性よりも小食の人が多く、しっかり食べているつもりでも食生活のバランスが悪く、太れないということもあります。
太るためには、たくさん食べてゴロゴロしていれば太れるのではないかと思う人もいるのですが、これではただ不健康に太ってしまうだけになりますので注意しましょう。
まずは摂取カロリーを増やすことが大切
体重を増やして太りたいのであれば、消費するカロリーよりも摂取するカロリーを増やす必要があります。
しかし、女性の中にはストレスが溜まると食欲が落ちてしまい食べ物が喉を通らなくなる、不安なでき事が多く食欲が落ちてしまうということもあるでしょう。
仕事や学校などに通っている方は、体を動かしたり歩いたりすることが多いので、嫌でもカロリーを消費してしまいます。
さらには食欲がないと摂取カロリーが少なく、どんどんカロリーを消費してしまうので太れない、という現象が起きてしまうのです。
炭水化物はカロリーが高く、糖質が含まれているので脳のエネルギー源になり、余ったものは体の中で脂肪に変えられます。
そのため何も食べないよりは、ご飯やパン、パスタやうどん、イモ類など食べやすいものを摂取して少しでも太れるように心がけましょう。
タンパク質を取ると効率的に太ることができる
体の筋肉や骨、皮膚や髪の毛などはタンパク質から作られています。
そのためタンパク質が足りていない場合は、筋肉が落ちてしまうのでガリガリに見えたり、筋肉が付かないことで体重も増えません。
太りたいのであれば、体に脂肪を付けるというよりも筋肉をつける方がいいでしょう。
同じグラム数の脂肪と筋肉でも体積が異なるので筋肉の方が重量があり、体重をアップさせることができます。
ただ単に体重がアップするだけではないので、太って見えてしまう心配もありません。
タンパク質は「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」に分かれています。
動物性タンパク質は肉や魚、牛乳や乳製品、卵などに含まれていて、植物性タンパク質は大豆や大豆製品、穀類などに含まれています。
肉などに含まれている動物性タンパク質には脂質も含まれていて、美容には欠かせない成分ですし、大豆などに含まれている植物性タンパク質は女性ホルモンに似た作用があります。
タンパク質をバランスよく摂取して、効率よく筋肉をつけて体重をアップさせられるようにしましょう。
バランスの良い食事と運動でストレスを解消できる
どんなに太りたいと言っても、ただ体重を増やすだけでは体全体にくびれがなくなり、寸胴に見えてしまいます。
体重を増やしたいということであれば脂肪を増やすのではなく、体の筋肉量をアップさせて体重を増やしていくと、体のくびれを残したまま太ることができるでしょう。
小食の人も、炭水化物やタンパク質などを積極的に摂取することによって体のエネルギー源が増えるので、脳や体がスムーズに動くようになります。
さらに筋トレや運動などで汗を流すことでストレスを解消でき、ストレスが溜まって食欲が落ちるという悪循環からも解放されるでしょう。
小食の女性が太るには、バランスの良い食事と運動が重要になります。
今まで通りの生活を続けていては、増えるものも増えなくなってしまいますし、痩せすぎというコンプレックスが付きまとい、より気持ちが沈んで食欲不振に陥ってしまうこともあるので注意しましょう。
タンパク質などはサプリメントで補えばいいと思っている人もいるのですが、太りたい女性の場合は摂取カロリーを増やす必要があるので、食事からタンパク質や炭水化物を摂取することをおすすめします。
バランスの良い食事を取りながら、消費カロリーよりも摂取カロリーが増えれば、自然と筋肉量が増えていき体重を増やすことができます。