年齢を重ねると太りやすくなる本当の理由


歳を取ると昔に比べて体重が増えやすくなった、と感じている人もいるでしょう。

これは女性だけでなく、男性にも共通して起こることで、年齢を重ねると体重が落ちにくくなります。
今まではちょっとご飯を我慢するだけですぐに落ちていたのに、今では落ちるどころか増えていく一方だと諦める人もいます。

太る理由が分かれば、そこを改善していくことで太りにくい体を作ることができます。
運動を日常生活に加えるだけで筋肉量がアップし、デブエットにも効果的となるのです。

年齢により太りやすくなるのは何故か?

年齢を重ねていくと、若い頃に比べて「代謝」が低下していきます。
代謝とは何もせずにベッドで横になっているだけでも消費される「基礎代謝」日常生活や運動などで消費される「活動代謝」に分かれています。

どちらも年齢を重ねるごとに低下していき、今までと同じ量を食べていたとしても消費カロリーが増えないので、脂肪として体に蓄積されてしまいます。

代謝が落ちて太りやすくなってしまったときは食事量を減らす、または運動をして摂取した分のカロリーを消費させる必要があります。

一般的に代謝は男性18歳、女性15歳をピークに減少すると言われていて、1日の摂取カロリーは30~49歳までの男性が約2650kcal、女性は約2000kcalとされています。

50~69歳までの男性は約2450kcal、女性は約1950kcalと、どんどん摂取カロリーが減っていくので、これに合わせた食事量にしなければ太りやすくなってしまいます。
年齢に合わせた1日の摂取カロリーを目安に食事量を改善し、今以上に太らないよう調整していきましょう。

代謝が落ちたら運動で摂取カロリーを消費する

代謝が落ちても、代謝をアップさせることはできます。
1日の摂取カロリーを守り、運動で摂取カロリー分を消費すれば体に蓄積された脂肪を燃焼できるので、痩せやすい体に近づけられます。

太らないようにしたいということであれば、日常生活に運動をプラスして消費カロリーをアップさせれば、1日の摂取カロリーを増やすこともできます。
運動で代謝をアップさせるためには、有酸素運動が良いと言われていますので、1日30分を目安にウォーキングをして、たくさんカロリーを消費できるように心がけましょう。

生活習慣を見直して代謝アップ

代謝をアップさせるためには、生活習慣を見直すことも大切です。
生活習慣が乱れていると運動ができないときなどに体質が悪い方に戻ってしまうので、生活習慣から代謝をアップさせましょう。

代謝を改善させる方法としては「起床後のストレッチや朝コップ1杯の水や白湯を飲む」「食事はよく噛んで食べる」「体が温まるものを食べる」などが効果的です。

体が冷えると代謝が悪くなってしまうので、冷え性の女性は特に注意が必要です。
冷え性の女性は毎朝コップ1杯の水や白湯を飲んだり、冷たいものを極力控えるだけでも代謝が違ってきます。

代謝をアップさせるためには運動と生活習慣がポイントになり、食事などから代謝をアップさせる香辛料やショウガなどを積極的に摂取することもおすすめです。

年齢を重ねると、どんどん代謝が落ちていくので、今まで通りの生活を送っていては太る一方です。
代謝が落ちても太らないようにするためには食事量を制限することが大切で、運動や生活習慣などで代謝をアップさせましょう。

代謝がアップすれば横太りになるのを抑えられるので、運動などで筋肉を付けて健康的に太ることも可能です。

運動や生活習慣などは毎日継続させることが大切なので、続けやすいものから習慣づけていき、1つ2つと徐々に増やしていくと代謝が落ちるのを食い止め、太りにくい体にすることができるでしょう。

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