世の中には痩せたくても痩せられない人がいますが、太りたくても太れない人もいます。痩せたい人からすれば信じられないかもしれませんが、太りたい人もいるのでどうすれば太れるのか知りたいのではないでしょうか。
早急に太りたい人は、1ヵ月で太ることができるのか気になりますよね。それでは、1ヶ月で太ることはできるのかご説明しましょう。
1ヶ月で太ることはできる?
結論から言えば、太ることはできますがおすすめはしません。しかも太れるといっても、せいぜい5キロ程度が身体にかかる負担からして限界だと思われます。それでもあまり現実的ではないので、2キロ~3キロ増えれば御の字です。
1ヵ月という短期間で太るのがおすすめできないのは、急激に体重を増やすことが身体に多大な負担をかけてしまうからです。たとえば1ヵ月で5キロ太るということは、個人差もありますが1キロあたり約1万キロカロリーが必要だとされています。
つまり、5キロ太るということは1ヵ月で合計約5万キロカロリーを摂取しなければならないということです。1ヵ月で5万キロカロリーも摂取しなければならないことを考えると、やはり現実的ではありませんし、何より体調を崩しかねません。
したがって、無理せず食べる量を増やしながら健康的に太ることを目標にするのがおすすめです。
1ヵ月で太れる方法!
1ヵ月でどれだけ太れるかチャレンジするのはいいですが、太りたくても太れないのは太れる体質ではないからです。健康的に太れるようになるためにも、体質改善と食生活を見直す必要性があります。
それでは、1ヵ月で太れる方法についてご説明しましょう。
■体質改善を行う
太りたくてもなかなか太れないという人は、栄養の消化吸収力が低いからです。胃腸が弱い人は栄養の消化吸収力が弱いため、どんなに摂取カロリーを増やしてもあまりカロリーが吸収されないので太りにくくなります。
さらに、消化酵素や食物酵素も重要です。栄養の消化吸収力を高めるためには、消化効率を上げる消化酵素を直接摂取するか、消化酵素の働きを助けてくれる食物酵素を摂取するのがおすすめです。
食物酵素は生肉や刺身、生野菜、果物などに含まれていますが、熱に弱いので加熱調理をすると消えてしまいます。
消化酵素は酵素ドリンクや酵素サプリなどに含まれています。
バランス良く食べる量を増やす
最も効果的で一番簡単なのが、バランス良く食べる量を増やすことです。様々な食べ物の中にはカロリーが高いものがありますが、基本的にカロリーが高いものだけを優先して食べ続けると栄養が偏ってしまうので不健康な太り方になってしまいます。
それを防ぐためには、肉も魚も野菜も全てをバランスよく取り入れた食生活にすることが重要です。痩せている人のほとんどに共通しているのは、1日に食べている食事量が少ないことです。食事量が少ないと摂取カロリーが少ないので太りたくても太ることができません。
単に太りたいだけなら、1ヵ月間他に何を考えるでもなくひたすら食べ続けるのがおすすめです。とにかく食べ続けるというのも大変なので、1日に摂取するカロリーの目標を設定しておきましょう。
1日2500キロカロリーや3000キロカロリーなど、あらかじめ目標を設定しておくことで1日の食事内容も決めやすくなります。
1ヶ月で太ることはできますが、短期間で太るというのは身体に大きな負担をかけることになるので一気に太ろうとするのはおすすめできません。できても2キロ~3キロ程度太れば上出来なので、躍起になって太ろうとしないことが大切です。
食事内容も量を増やしたり摂取カロリーを増やす一方で、バランスの取れた食事内容を心がけましょう。