初めまして、こんにちは。
「太る方法まとめコラム」サイトを運営している中村です。
この記事は僕がガリガリの人生から、太る方法を見つけ出すまでの実体験になります。
↓太る方法を探して25年①を見てない方はコチラから先にお読みください。
僕のガリガリ人生!太る方法を探して25年①
暗黒時代の始まり
広島の小学校を卒業したあと、親の転勤の都合で僕は福岡の中学校に通うことになりました。
小学生時代、友達はそこそこいたのですが引っ越したことによって0に。
登校初日、とても緊張したのを鮮明に覚えています。
福岡という地のアウェー感、見知らぬ言語(博多弁)の応酬、そんな環境にビビりまくりでスタートダッシュに失敗した僕はしばらくたっても孤独が友達でした。
そんな僕を見かねてか、担任の先生が「中村は広島から引っ越して来たんだよな!皆仲良くしてやってくれ」
と余計な一言を放ち…
さらにこの担任がガサツでデリカシーのかけらもないやつで、この日を境に僕のことを「広島!」と呼ぶようになりました。
なぜ僕はこうも指導者に恵まれないのか…
当然、同じクラスのイケてる連中は僕の事を「広島」とか「広島くん」などと呼ぶようになり、自分の不遇を心底恨みました。
その後、僕は中学3年間友達と呼べるような人はできず、休み時間をいかに乗り切るかということに心血を注ぐようになりました。
誰にも話しかけれないし、話しかけられないので、本を読んだり、机に突っ伏して寝たり、無駄にカバンの中身を探ったり…
昼食後の休み時間30分がおそろしく長く感じたのを今でも覚えています。
実験やクラスマッチ、修学旅行など何かしら班をつくらないといけない時は、必ず僕の押し付け合いが始まります。
ガリガリであまり喋らない僕は、かなり陰鬱な印象を与えていたのかも知れません。
そのやりとりを聞こえないフリをして過ごしている時は地獄のような時間でした。
ある女子からの一言
そんな暗くて陰鬱な中学生時代を過ごしている中、とあるショッキングなことが起きます。
3年間同じクラスだったカースト上位のA子ちゃんという女子がいたのですが、僕は少し気になっていました。
当然住む世界が違って叶うはずもない恋だと自覚はしていて、いつも遠くから見つめるだけで満足していました。
そんなある日、3年間で初めて席が隣になったのです。
僕は歓喜に震え暗黒時代に一筋の光が差したような感覚でした。
A子ちゃんは授業中に良く寝ていたので、毎日その寝顔を盗み見していました。
ちょっとやばいですよね。
ですが、そんな毎日がとても幸せでした。
そしていつもの様に孤独な昼休みを過ごしていた時、ついに事件が起きます。
突然A子ちゃんが僕に近寄り…
「広島ってガリガリで気持ち悪いよね」
と言ったのです。
「…。」
一瞬何が起こったのか理解できず、
「は、はは」
と苦笑いで返すのが精一杯でした。
え、A子ちゃん…
僕のささやかな幸せは音を立てて崩れ落ち、谷底に沈んでいきました。
A子ちゃんからしたら深い意味はなかったかもしれませんが、僕にとってはこの上ない大ダメージです。
もはやトラウマ級です。
今までガリガリに甘んじていた僕ですが、ここから「太りたい」「太らなきゃダメだ」と本気で思うようになります。
ただし、太る方法なんてたくさん食べることしか知らなかったので、とにかくご飯の量を増やして脱ガリガリを目指しました。
しかし、食べても食べても一向に太ることはなく絶望の淵に立たされます。
僕はどうしたらいいんだ!どうしたら太れるんだ!と自問自答しながら中学を卒業しました。
次回は高校時代へ突入です。
抜けられないガリガリの螺旋。初めての彼女もガリガリだった。