・ダイエット始めたけど全然痩せない…
・人より少食なのにぽっちゃり体型…
・気を抜くとすぐに太る…
ダイエットを頑張っているのに全く体重が減らなかった経験はありませんか?
そんな方は「モナリザ症候群」かもしれません。
この記事を読むことで、モナリザ症候群を改善する秘密を知り、痩せやすい体を手に入れることができます。
モナリザ症候群とは
モナリザ症候群とは「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity」(肥満者の大多数は交感神経の働きが衰えている)の頭文字を取ったものです。学校の美術室とかに飾ってある有名な絵画のことではありません。
交感神経の働きが衰えるとありますが、そもそも交感神経とはどんな働きをしているのかを簡単に説明します。
人間の体は「交感神経」と「副交感神経」という2つの自律神経によってコントロールされています。
たとえば、みなさんは普通に生活している中で自然と「呼吸」をしていますよね。内臓が勝手に動いて全身に酸素や血液を循環させていますよね。これが自律神経の働きです。
自律神経とは、人間が生命を維持するための器官の働きをコントロールしているものです。
交感神経は日中に活発になります。交感神経が活発になるとアドレナリンが分泌されて代謝が上がります。代謝が上がっている状態で運動をすると効率よく脂肪が燃焼されます。
副交感神経はリラックスする時に活発になります。なので夜に副交感神経が活発になると質の良い睡眠が期待できます。
「交感神経」と「副交感神経」この2つの自律神経を効率よく働かせる事で、活動している時と、リラックスしている時を作っています。しかし、モナリザ症候群の人は、2つの自律神経の効率が悪いため、代謝量が落ちて痩せにくい体質になってしまいます。
モナリザ症候群になる原因
ここからは、モナリザ症候群になってしまう原因について話していきます。
結論から言うと、モナリザ症候群になる原因は「生活習慣」です。
朝起きる時間がバラバラだったり、夜更かしをするなど、不規則な生活をしていると自律神経が乱れやすくなります。
ここで一度、あなたがモナリザ症候群の可能性があるかチェックしてみましょう。
5つ以上当てはまったら要注意です。
モナリザ症候群チェック
■食べすぎていないのに太る
■朝起きるのがつらい
■朝食は食べない
■運動はほとんどしない
■家でゴロゴロするのが好き
■日中は座りっぱなし
■お風呂はシャワーだけ
■ずっとスマホをいじっている
■ストレスを感じやすい
■睡眠時間が6時間以下
■便秘がひどい
■昼夜が逆転している
■落ち込むことが多い
■深夜1時以降に寝ることが多い
■暑くても汗をかきにくい
あなたはいくつ当てはまりましたか。
もし5つ以上当てはまっていても、生活習慣を正せばモナリザ症候群は改善できます。
ここからは、モナリザ症候群を改善する秘密を話していきます。
モナリザ症候群を改善する秘密
モナリザ症候群を改善するには、ずばり生活習慣を見直すことが必要です。
オンとオフの切り替えをはっきりさせましょう。
たとえば、昼は活発に行動して体や頭をいっぱい使う。夜はしっかりリラックスした状態で質の高い睡眠をするなど、メリハリのある生活をしましょう。
ここでモナリザ症候群を改善する生活習慣の一例を紹介します。
・朝起きたらすぐに太陽の光を浴びる
・軽い運動をする(ラジオ体操、ストレッチ、ウォーキングなど)
・朝食は必ず食べる(コーヒーを飲むとさらに良い)
・筋トレをする
・お風呂は浴槽に10分浸かる
・お風呂上りにゆっくりストレッチ
上記はあくまで一例ですが、この程度なら意識すれば出来そうな気がしませんか。
是非参考にしてみてください。
モナリザ症候群は病気ではないので、病院に行って治療を行わなくても改善が可能です。
規則正しい生活をして体の中から整えていきましょう。