豚は体脂肪率が低いと言われていて、どんなに丸々している豚でも大体14~18%の体脂肪率しかないと言われています。
動物の中で最も体脂肪率が高いのはアザラシで、ホッキョクグマなどと同様に寒い環境や低い水温の中で生き抜くため、体に脂肪という防護服を身に着けています。
そこで、アザラシの体脂肪率はどのくらいなのか、他の海の生き物と比較しながら見ていきましょう。
アザラシの体脂肪率は50%!?
多くの生き物の中で体脂肪率が最も高いのは「アザラシ」です。
アザラシの体脂肪率は約50%と言われており、丸々に太ったペンギンでも大体40%程度、ホッキョクグマは大体35%程度と言われています。
ホッキョクグマはアザラシやペンギンに比べ、体の周りに毛をまとっているため体脂肪率が低くても、寒さを凌ぐことができます。
また、体が非常に大きなクジラも脂肪が多い生き物とされていて、体脂肪率は約40%で骨の中にも脂肪があることが分かっています。
これらの生き物は住む環境によって体脂肪率が異なり、人間はアザラシのように食べ物を確保できないということもないので、不必要に体脂肪を付ける必要はありません。
人間の体脂肪率はどのくらいが普通なの?
人間の体脂肪率は5段階によって分けられていて、痩せ、標準(-)、標準(+)、軽肥満、肥満となっています。
デブエットを心掛けている人は体脂肪率が少なく痩せに入ることが多いです。
平均的な体脂肪率は男性で15~20%程度、女性で20~25%程度と言われています。
まずは自分の体脂肪率がどれくらいなのかを計測してみましょう。
デブエットでは体脂肪率をアップさせることがすべてじゃない!
体脂肪率が15~20%以下の人は痩せとなってしまうので、まずはBMI値をアップさせることを意識しましょう。
痩せている人はなかなか太れないという人が多いので、食べて太るのではなく筋肉で体重をアップさせるのがポイントです。
BMI値とは体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数で、この数値をアップさせる方法は脂肪を付けて太るだけではありません。
身長と比較し体重が重たくなるように筋肉を付ければ、BMI値をアップさせることができます。
筋肉を付ける場所は手足や腰、背中などを意識するのがポイントで、体全体に適度に筋肉を付ければ同じ量の脂肪が付くよりも体重をアップさせることができます。
BMI値をアップさせるトレーニング法
BMI値をアップさせたいときはただ筋トレをするのではなく、食事にも注意しましょう。
筋肉が付きやすい体質になれば、筋トレをするだけでも簡単に筋肉を付けられます。
また、筋トレをするときは毎日同じ回数×セット数で行うのではなく、徐々に筋肉に負荷がかかるよう、トレーニングに慣れてきたら回数やセット数を増やして筋肉が付きやすい状態を作りましょう。
初めのうちは筋トレをすることに慣れておらず、トレーニングしてもすぐに筋肉痛になってしまいます。
腕立て伏せや腹筋、スクワットなどは20回×1セットから始め、20回×2セットと回数を増やしていくのが効果的です。
また、自宅での筋トレになれたらジムデビューして、より筋肉をアップさせられるトレーニングを開始してみるのもいいでしょう。
人間は体脂肪率が高いと見た目が丸くなってしまうだけなので、筋肉を付けてBMI値をアップさせましょう。
筋肉が付くことにより体重が重たくなるので、デブエットには効果的です。
脂肪を付けて太るよりも健康的に太れるので、デブエットしたい人は筋肉を付けることを意識しましょう。
筋肉が付きBMI値がアップするほど脱ガリガリとなるので、体重をアップさせるのが楽しくなりもっと筋肉量を増やしたいと思えるでしょう。
筋肉量が増えて体重が増えたらデブエット成功となります。