脂肪と筋肉の体積が同じ場合、どちらの方が重たくなると思いますか。
大体の人は「脂肪の方が重いんじゃないの?」とお思いでしょうが、実は「筋肉」の方が重たいんです。
体重を増やすには脂肪を付けるよりも筋肉をつける方が効果的で、見た目も美しくすることができます。
プロテインはただ飲むだけでは効果が不十分なので、プロテインの効果やいつ飲んだら効果的か、美味しい飲み方などについて詳しく見ていきましょう。
筋肉をつけるにはプロテインが効果的
プロテインは人間の体に必要な栄養素、「タンパク質」を効率よく摂取できるアイテムとされています。
タンパク質は筋肉はもちろん、骨や内臓、髪の毛や皮膚、体を構成する多くの部位がタンパク質からできています。
しかし、運動をしている人は食事でタンパク質を摂取しても、損失量が多くなるのでプロテインによってタンパク質を補う必要があります。
タンパク質が不足してしまうと体のあちこちで機能が低下したり、筋肉量の低下や体のたるみを引き起こします。
また、タンパク質が不足するとケガが増えたり、回復が遅くなる、体の調子が悪くなるなどの可能性があるのでプロテインを飲みながらタンパク質の不足を補いましょう。
プロテインを飲むタイミングは?
プロテインはただ飲めばいいというものではなく、効率よくタンパク質を摂取する方法があります。
それは運動後の45分以内に摂取することで、運動後の体内では傷ついた筋肉を修復しようとしていて、運動している最中にタンパク質が減ってしまうため、これを補わないと筋肉の回復がスムーズに出来なくなってしまいます。
また、運動後は栄養の吸収率が高いことが分かっているので、運動から45分以内にプロテインを摂取すれば、タンパク質を上手く体内に取り込むことが可能となります。
プロテインで太るってホント?
運動後にプロテインを飲むと太ると言われているのですが、プロテイン自体のカロリーはかなり低めで、これが直接的な原因ではないとされています。
太りたい方は太る食べ物や栄養素を信じて試してしまう傾向があるので、間違った情報をうのみにしてプロテインを飲んで太ろうとしないように注意しましょう。
タンパク質が足りていない場合は運動の前後にプロテインを摂取する
1日に必要なタンパク質の量は摂取エネルギーの13~20%が好ましいと言われています。
しかし、そもそも食事量が少なく太ることができない人は、タンパク質をたくさん摂取することが難しいと考える人もいるので、運動の前後でプロテインを飲んでタンパク質の不足を解消させることが大切です。
運動前にプロテインを飲むことで運動に必要なエネルギーを得られ、運動して消費したタンパク質をプロテインで補えば、タンパク質が不足するのを抑えることができます。
タンパク質が不足しなければ筋肉をさらに大きくすることができ、体重も重たくなるのでデブエットを成功させることができるでしょう。
また、水や牛乳、ジュースやスポーツ飲料などで割って飲むと美味しくいただけ、飽きずに続けることができます。
このようにタンパク質が含まれているプロテインは、効率よく摂取することで筋肉のつきやすい体に変化させることができます。
ただプロテインを飲んでいても運動しなければ筋肉量はアップしませんし、太ることもできません。
プロテインを飲んで筋肉を付けたい場合は運動の45以内に飲むのがおすすめで、運動したときに消費したタンパク質を補うことで傷ついた筋肉や細胞を修復し、より体を大きくしようという力が働きます。
また、食事などでタンパク質をたくさん取るのが難しいという場合は、運動の前後でプロテインを飲んでタンパク質の不足を防ぎ、筋肉の修復が上手くできるよう心がけましょう。