デブエットというのは、ダイエットの反対で太ることを目標に食事の改善やトレーニングを行うことを言います。
きちんと食べているのに太れなかったり、食が細かったり、好き嫌いが多くて偏食がちだという人は意外にもたくさんいます。
どうやったら体重を増やせるのか、と考えている人も多いでしょう。
太るためには、様々な点に重点を置いて、上手に食事を摂取するように心がけましょう。
油が使われているものを積極的に食べる
たっぷりな油を使って料理するものはカロリーが高い、と言われています。
しかし揚げたての唐揚げや天ぷら、コロッケなどは、揚げ物でもそこまでカロリーは高くありません。
これは揚げてから時間が経つにつれて油が衣に浸透していくことになり、結果的に高カロリーになってしまいます。
パン粉にも粗目、細目、生パン粉などの種類があります。
細目のパン粉は粒子が細かいため油の吸収率が少なくなり、粗目は油の吸収率が高くなるため自分で揚げ物を作るというときには、粗目のパン粉を使うことがおすすめです。
揚げ物は少量しか食べられないという人は、マヨネーズを付けて食べたりすると、普段と同じ量でも高カロリーとなりやすいので太りやすい体に近づいていくことでしょう。
味付けが濃いものを食べるようにする
料理を味付けするものにも、カロリーが含まれています。
通常、ダイエットをする人はドレッシングやマヨネーズ、醤油などをほとんど使わずに調理をすることが多いと思われます。
これは調味料に含まれているカロリーを排除することにより、余分なカロリー摂取を抑えようとしているからです。
であれば、これを逆手に取り、味付けが濃いもの、ドレッシングやマヨネーズなどを料理にプラスすることで、今まで以上のカロリーを摂取できるということになります。
しかし、調味料は度が過ぎてしまうとデブエットが成功した後も同じ味付けになってしまい、肥満を招いたり、味覚障害を引き起こしたり、塩分の大量摂取となって健康にも良くはないので、程々に留めておきましょう。
早食いを心がけてみる
「よく噛んで食べなさい」と小さい頃、お母さんに耳にたこができるほど言われた、という人もいると思います。
「よく噛む=満腹中枢を刺激される」ことを示していて、脳がお腹がいっぱいになったと判断して、食べすぎを抑えてくれるという効果があります。
お母さんたちは子供が満腹中枢を刺激し、肥満気味にならないようにしたり、消化吸収しやすい体を維持できるように「よく噛んで食べなさい」と言っていたのです。
世間には、食べるのがとても速い人もいます。
満腹中枢は食べ始めから15分くらいで働き始めるので、よく噛んでいない人は満腹中枢を感じる前に、お腹がいっぱいになる量を食べることができます。
ゆっくりよく噛んで食べることは大切なことですが、デブエットのために少しでも体重を増やしたいということであれば、少し早食いをして満腹中枢が刺激される前にカロリーが高いものをできるだけ多く食べた方がいいかもしれません。
デブエットを心がけている人は、人一倍摂取カロリーを増やす必要があります。
摂取カロリーを増やし確実に太る方法としては、高カロリーなものを摂取することを心がけましょう。
高カロリーなものはたくさんの油を使って揚げたもので、パン粉に油が浸透した後の冷めたものが好ましいです。
唐揚げやコロッケなどにマヨネーズなどをかけると、さらに高カロリーとなるため確実に太ることができるでしょう。
早食いに関してもいつもより少し食べるペースを早くするだけでも、満腹中枢が刺激されるまでに今まで以上の量を食べることができれば、徐々に太りやすい体になっていくのではないかと考えられます。