テレビ中継などで大相撲を見ていると体格が良く、丸々と太っている人ばかりです。
力士は相撲部屋に入門したときは細い体の人が多いのですが、稽古をしていくうちに徐々に太っていき、土俵に立っていい成績が残せるようになる頃には丸々と仕上がった体となります。
力士と言えば「ちゃんこ鍋」をイメージすることが多く、ちゃんこ鍋を食べると太るのではないかと思うことが多いです。
そこで、力士の太り方について見ていきましょう。
入門したときは細い体型の人が多い
力士は相撲部屋に入ったときから、テレビで見かけるような丸々とした体型ではありません。
入門当時はガリガリの人や周りの人に比べてぽっちゃりしている人が多いです。
その後、稽古をして大幅な体重アップを図り、100kgを超える体重となっていきます。
力士の体型は脂肪と筋肉でできていて、すべてが脂肪という訳ではありません。
100kg以上ある人でも体脂肪率は平均約23%程度と言われていて、ほぼ筋肉で出来ていると言っても過言ではありません。
そこまで体脂肪率が低いのは毎日厳しい稽古に打ち込んでいるからです。
足腰や腕などに筋肉を付けることで相手の力士を持ち上げる強さ、相手と組み合っても動じない強さを得られます。
力士がちゃんこ鍋を食べるのはどうして?
力士の稽古の中には「食べる」も入っていて、しっかり食べないと稽古をするためのエネルギーが不足してしまうため、たくさん食べることも稽古の一環となっています。
力士はちゃんこを食べることが多く、ちゃんこ鍋には野菜や肉、魚などの食材が使われており、しっかり栄養を取ることができます。
また、味付けに関してもヘルシーなものが多いため、くどさを感じることなく大量に食べることができるため力士の食事として好ましいと言われています。
力士はちゃんこ鍋だけでなく、炭水化物もしっかり取って稽古に励みます。
炭水化物は体を動かすエネルギーとなるのですが、これが減ってしまうと体内の筋グリコーゲンが枯渇してエネルギーを生み出すことができなくなるため、白米もたくさん食べなくてはなりません。
デブエットでは力士が食べるメニューをマネしてみよう
デブエットでは脂肪を付けるよりも筋肉を付けて太った方が健康的だと言われています。
よって、デブエットを目指すときは力士が実践していることをマネしてみましょう。
野菜や肉、魚などをバランスよくたくさん摂取し、炭水化物も忘れずに摂取しましょう。
筋トレでは手足や腰などに負荷をかけるトレーニングを中心に行い、体全体に筋肉を付けて体重を増やすのがポイントです。
体にエネルギーが漲ればその分トレーニングで筋肉に変えることができます。
トレーニングでは徐々に筋肉に負荷をかけ、筋肉が大きく成長するようしっかり休息を取ることも大切です。
このように力士は始めから丸々と太っているわけではありません。力士の強さや体型は稽古から成し得たもので、努力の象徴です。
稽古では筋肉を付けるトレーニングや食べることを集中的に行い、短期間で体を作り上げていきます。
デブエットでは力士が行っていることをマネすると、筋肉量をアップさせることができます。
筋肉量をアップさせるときは食事にも気を使い、体を動かすエネルギーが不足しないよう炭水化物をしっかり摂取して、筋肉が付きやすい体を目指しましょう。
また、筋肉量をアップさせるときは食事だけでなく、プロテインなどを使って筋肉が付きやすい体にするのもおすすめです。
筋肉は脂肪よりも重たいので、デブエットをするときは筋トレをして筋肉をアップさせましょう。
筋肉がアップすれば体脂肪率が大幅に高くなるのを防げるので、健康的に太ることができるでしょう。