同じ太り方でも、筋肉をつけながら太るというのは工夫が必要です。ただ太るだけなら簡単かもしれませんが、意識して太っていかないと筋肉よりも脂肪がつきやすくなってしまうでしょう。
筋肉を付けながら太る方法は確かにあるので、意識してチャレンジすることが大切です。
それでは、筋肉をつけながら太る方法についてご説明しましょう。
筋肉をつけながら太るポイント
筋肉をつけながら太るというのは、様々なポイントを押さえながら意識的に太っていかないとなかなか筋肉がつきません。
きちんとポイントを押さえていれば誰でも痩せた体型から効率良く筋肉をつけつつ太れるので意識的にメニューをこなすことが大切です。
それでは、筋肉をつけながら太るポイントについてご説明しましょう。
■消費カロリーよりも摂取カロリーを増やす
太る上で何よりも重要なのは、消費カロリーよりも摂取カロリーを増やすことです。
意外と太れないと悩んでいる人の多くは、消費カロリーの方が多くなっていることが多いです。
太るということは摂取カロリーを多くしないと、脂肪を燃焼してしまうスピードの方が早くなってしまうので一向に太れないことになってしまうでしょう。
特に筋肉を増やすということは筋トレによってさらにカロリーを消費することになるため、それ以上にカロリーを摂取しなければなりません。効率良く太るためには、筋トレのメニューでどれだけカロリーを消費しているのか、自分はどのくらいカロリーを摂取すればいいのかを計算する必要性があります。
■マクロ管理法に則った食事を心がける
マクロ管理法とは、三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物を摂取する際に、身長、体重、年齢、性別からバランス良く摂取できるように算出して、そのように食事を摂る方法です。
筋肉をつけながら太るというのは、筋肉を増強させる食べ物と太る食べ物を両立させなければなりません。しかし、やみくもに食事を摂っていても効率良く筋肉をつけながら太ることは難しいでしょう。
このことから効率良く筋肉をつけながら太るためにも、マクロ管理法で食事内容を算出するのがおすすめです。
まず、マクロ管理法で筋肉をつけながら太るためのカロリーを算出するには、消費カロリーを1.2倍、たんぱく質×2g、脂質は摂取カロリーの25%、炭水化物は摂取カロリーから先ほど算出したたんぱく質と脂質を差し引くことで算出されます。
■腸内環境を整える
筋肉をつけながら太るためには、何と言っても腸内環境を整える必要性があります。
筋トレはもちろん大切ですが、消費カロリー以上にカロリーを摂取しなければならないのでたくさん食べることが大切です。しかし、腸内環境が整っていない状態でたくさん食べてもお腹を壊しやすくなるので結果的に摂取した栄養が大して吸収されずに排出してしまいます。
腸内環境を整えなければ効率良く太ることができないので、まずは食物繊維とオリゴ糖、乳酸菌、グルタミンを中心に摂取するのがおすすめです。
これらは野菜やヨーグルト、肉、魚、卵、牛乳、りんご、こんにゃくなどに含まれているため、食事内容を意識して構成することで腸内環境を整えることができるでしょう。
筋肉をつけながら太るというのは現実的ではないと思う人もいるかもしれませんが、実際に意識してやれば必ずできます。そのためには腸内環境を整え、消費カロリーよりも摂取カロリーを増やすのが大きなポイントです。
意識して食事メニューと筋トレメニューを組み合わせれば、痩せた身体からバランスのいい体型に変化させることができます。マクロ管理法も取り入れて、効率良く取り組みましょう。