単に太りたいだけならカロリーが高いものだけを積極的に食べるだけでいいと思われるかもしれませんが、それでは栄養が偏ってしまうので体調が悪化しやすくなったり、病気になるリスクが高まったりと不健康な太り方をしてしまいます。
太るなら健康的に太った方が良いので、今からでもメニューを工夫して実践するのがおすすめです。それでは、健康的に太る方法についてご説明しましょう。
健康的に太るためのポイントとは?
なかなか太れないという人は、そもそも普段から食べている量が少ないのが大きな問題です。
摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多くなってしまってはカロリーを消費しているだけなので太れるものも太れません。健康的に太るためにも、根本的な問題から解決する必要性があります。
それでは、健康的に太るためのポイントについてご説明しましょう。
■食べる量を増やす
健康的に太るためには、消費カロリーよりも摂取カロリーを増やすのが基本中の基本です。
消費カロリーの方が多くなってしまっては意味がないので、摂取カロリーを増やす必要性があります。とはいえ、ドカ食いは身体に負担をかけてしまうので、まずは1日3食から始めましょう。
1日3食をしっかり食べることで、効率良く摂取カロリーを増やすことができます。特に最低でも基礎代謝量以上にカロリーを摂取することが大切です。
運動習慣がなくて痩せている人の基礎代謝量は約1500キロカロリーほど消費してしまうため、最低でも1500キロカロリー以上、できれば2500キロカロリー以上は摂取する必要性があります。
ただ、高炭水化物で高カロリーなものを食べ続けるのはおすすめできません。それだけで脂肪がつきやすくなってしまうため、綺麗に太ることができません。あくまで健康的に太るのが目的なので、積極的に食べるならたんぱく質をメインに摂取しましょう。
■運動を取り入れる
健康的に太るなら、運動をして筋肉をつけることも重要です。筋トレなんかしたら余計に痩せてしまうのではないかと思われるかもしれませんが、健康的に太るなら食べているだけではなかなか綺麗に太るのは難しいでしょう。
筋肉をつけながら健康的に太るためには、筋肉を増強させる食べ物と太る食べ物を両立させなければなりません。しかし、やみくもに食事を摂っていても効率良く筋肉をつけながら太ることは難しいでしょう。このことから効率良く筋肉をつけながら太るためにも、積極的に筋トレを取り入れるのがおすすめです。
おすすめなのは、自宅で手軽にできる腕立て伏せとスクワットのセットです。
腕立て伏せは腕と肩、腹筋周り、スクワットは太ももやお尻などの大きな筋肉を効率良く鍛えることができます。共に20回を3セットずつ繰り返すことで、ちょうどいい負荷をかけながら筋肉を鍛えることができます。
■運動するなら有酸素運動もおすすめ
健康的に太る方法として、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動を積極的に行うのもおすすめです。有酸素運動は脂肪を燃焼する効果だけでなく、心肺機能を向上させ、血圧を安定させ、ボディラインにメリハリをつけるといった効果があります。
有酸素運動に加えてストレッチも取り入れると、柔軟性が増すので身体を大きく動かすことが可能です。
健康的に太るというのは自分で想像している以上に難しいものです。1日3食しっかり食べることに加えて食事メニューもバランス良くしなければなりませんし、綺麗な身体作りのために筋トレや有酸素運動を取り入れる必要性もあります。
もちろんすぐに効果が出るわけではないので、いかに継続してられるかが重要です。健康的に太るためにも、生活習慣を徹底して見直しましょう。