痩せ型の人が太りたくても太れないという話を聞いたことはありませんか?
痩せたくてもなかなか痩せられない人からすれば贅沢な悩みかもしれませんが、太りたい人にとっては死活問題だと言えます。しかし、太れない人には様々な特徴があります。
どうしても太れないという人は、どうしたら太れるようになるのかチェックすることが大切です。それでは、太れない人の特徴についてご説明しましょう。
太れない人の特徴とは?
世の中には太りたくても太れない人がいますが、太れない人には様々な特徴があります。たとえば消費カロリーが摂取カロリーを上回っていたり、消化不良になっていたりといった特徴があるので、あらためて特徴が分かれば対策することもできます。
それでは、太れない人の特徴についてご説明しましょう。
■消化不良を起こしている
胃の消化不良が起こっていると、栄養素が高い食べ物を食べても上手く消化されないので栄養が吸収されにくくなります。栄養が吸収されにくくなるということは身体に必要な栄養が少なくなるため、消費されるばかりで太りたくても太れなくなってしまいます。
特に胃下垂を初めとする内臓に不調が出ていると消化不良になりやすいでしょう。胃下垂になると胃が下腹部に垂れ下がっていることから、胃に入った食べ物を消化して送るための蠕動運動が弱くなっているからだと言われています。
蠕動運動の力が弱くなっていると食べ物が入ってきてもあまり消化されなくなるため、栄養を十分に吸収できなくなります。
他にも、ストレスで胃に悪影響を与えている状態も消化不良を引き起こしやすくなるので注意が必要です。消化不良を解消するためにも、内臓の不調を改善したり、ストレスを上手く解消したりすることが大切です。
■お腹を下しやすい
痩せてる人は基本的に胃腸の働きが弱いため、大食いをしただけでお腹を下しやすくなります。お腹を下すということはせっかく食べたものの栄養が大して吸収されずに排出されてしまうため、ますます太れなくなってしまいます。
特にお腹を下して下痢をするということは大腸で吸収されるはずの水分が吸収されていない状態になっているので、栄養までも一緒に排出されてしまうのです。腸の吸収力が低下していると下痢を引き起こしやすくなることから、腸内環境を整える必要性があるでしょう。
■消費カロリーが摂取カロリーを上回っている
太れない人が意外とやりがちなのが、消費カロリーが摂取カロリーを上回っていることです。当然ながら摂取カロリーが多いほど太りやすくなりますが、その摂取カロリーを全て消費するほどのカロリーを消費してしまうと、栄養を全て浸かってしまうことになります。
激しい運動をしていて食べてる量が少ないと起こる可能性が高いため、太りたければ消費カロリー以上にカロリーを摂取することが大切です。また、自分が1日あたりどのくらいのカロリーを消費したり摂取したりしているのかを把握しておきましょう。
そうすれば意識的に摂取カロリーを増やし、消費カロリーを抑えることもできます。太れない人は一度生活習慣を見直すのがおすすめです。
痩せたい人にとっては嫌味に聞こえるかもしれませんが、太れない人にしか分からない悩みもあります。消化不良だったりお腹を下しやすかったり冷え性だったり、そもそも食欲が無かったりと様々な理由で太れないというケースはよくあることです。
太れない人は様々な不調に悩まされやすいため、太れるようにするためにもそれぞれの原因を改善する必要性があります。痩せてる人でも原因を改善することができれば、少しずつ太れるようになるので諦めずに挑戦しましょう。